三つの頭をもつ方法 


私たちの毎日は、意見の洪水。
「あの人がこう言った」「自分はこう考えているのに、違う意見を言われた」などなど、あらゆる意見があふれています。
そのたび反射的に「いや、違います!私はこう思います!」と反応していないでしょうか?
もしそうだとしたら、ぴんぴんに緊張して、頭も心も張りつめている証拠です。
無理矢理でも「賛成」「反対」「どちらでもない」の三つすべてに対して、意見をつくってみましょう。この体操をやってみると、ちょっと頭は疲れると思いますが、やがて心までゆるみます。
何か自分とは違う意見に出会ったときに、いろいろな味方を考えてみたり、相手の立場で考えたうえで、結論を出せるようになるはずです。
地球とわたしをゆるめる暮らし 
枝廣淳子著 
大和書房   

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