教えると云う事
日本柔術の源流といわれる総合古武道
竹内流 〜 楽しい稽古を目指して 〜
[習い方の五ヶ条]
第一ケ条 教えられれば嬉しがる事
第二ケ条 すぐやると云う事
第三ケ条 目的を持って工夫すると云う事
第四ケ条 他と比べると云う事
第五ケ条 教えると云う事
『習い方に教えると云うことは不思議に思うかも知れないが、習う事は教えると云う
ことによって完成するのである。教えながら方法や工夫が再度吟味され、経験の反省や
整理や記憶の確認がされ、これによって習得した事が完成されるのである。また指導す
ることにより創意工夫に磨きがかかり、独自のものが出来るようになる事を目標にせよ
と云う、それは結局習うことは教える段階を経てやっと完全になるからである』
竹内流は天文元年(1532年)に美作国(岡山県)一ノ瀬城主、竹内中務大輔源久盛が神伝をうけて創始した総合武術で、小太刀を用いる捕手腰之廻の術をもとに発達した捕手・羽手(破手ともいう拳法躰術、柔術)、剣法斉手、居合抜刀術、棒術、捕縄術、その他の武器術を継承しています。
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