意思
決定 (P・F・ドラッカーの言葉)
意志決定は、いつでも撤回できるようにしておかなければならない。
そのために二つのことが必要である。まず物事がうまくいかなくなったときでも、最低限のものは確保できるよう 、前もって
代替案を用意しておくこと。次に意思決定を行なうときには、誰が責任をもってそれを撤回するかということを組み込んでおくこと。
「誰が間違えたか」ではなく
「誰が決定を撤回するのか、誰がプログラムや実務を切り替えるか、どのようにして切り替えるか」を問えるようにしておかなければならない。
意志決定とは、行動を約束することである。
実行責任者が決まらない限り、意志決定を行なったことにならない。
(
実施計画、目標、期限などについて、誰かが責任をもたなければならない。
)
実際に行動できるようにするためには、決定されたことを、どのような形で行動する人に伝達すべきか、どのようなトレーニングが必要か、どのような道具が必要か「意志決定」は、実際に仕事を行なう人々の言葉で表現されなければならない。