資源7倍、ゴミ7倍になるリサイクル
「ペットボトルをリサイクルすることで、資源を7倍使っている」
平成16年度 分別回収されたペットボトル24万トンのうち、再利用は3万トン。
21万トンはペットボトルリサイクル施設からゴミとして出された。 (?)
「焼却してもリサイクル」
分別回収した、ペットボトルやプラスチックトレーは焼却しても「リサイクル」に分類される。
(ペットボトルの回収率 日本 60% 欧米は30%以下)
石油の輸入量 年間2.5億トン
ペットボトル40万トン作るのに石油は87万トン(年間輸入量の0.3%)
環境問題はなぜウソがまかり通るのか
武田邦彦著
洋泉社
おわりに
人を糾弾するということはあまり良いことではない。できれば穏やかに話したい。
筆者が「糾弾」し、怒りをあらわにする方法をとったのは そこにこそ環境を壊す問題があり、日本の伝統的文化を根こそぎ破壊する危険が迫っていると考えるからに他ならない。
<参考1>
平成17年年度 容器包装廃棄物の分別収集量・再商品化量 (環境省公表)
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=8879&hou_id=7818
分別収集量 25.1万トン ---> 再商品化量25.5万トン
・・・分別収集量、年間再商品化量には、市町村独自処理量を含む。
<参考2>
容器包装のリサイクルの見直しにかかる中央環境審議会の答申
http://www.env.go.jp/council/toshin/t02-h1804/mat01.pdf
の「〜課題」と「〜成果」
環境問題の憲法といえる循環型社会形成推進基本法の理念
http://www.env.go.jp/recycle/circul/recycle.html
の「3.処理の「優先順位」を初めて法定化」
これらのの記述と、武田氏の著書を読み比べて各自で判断するのが良いかと思います。