1955年福岡生まれ。19歳で水俣病と出会い、公害問題、環境問題に関心を持ち始める。 環境保護の市民運動に関わりながら、有機農業見習い、廃品回収業などを経て、 80年から7年間、生活協同組合にて有機農産物の産直運動に取り組む。 86年、チェルノブイリ原発事故をきっかけに生協を退職し、有機農産物産直センターを設立。 その後、中南米の有機コーヒーやアジアの有機紅茶などをフェアトレードで輸入する (有)有機コーヒーと (株)ウインドファームを設立。98年から「有機コーヒーフェアトレード国際会議」を日本、ブラジル、エクアドルで開催。2000年、ブラジルに初めてのオーガニックカフェを開店。
ビジネスの展開と平行して、原発事故被害者の医療支援を行う「チェルノブイリ友の会」「非電化・有機工業運動」「ワールドエコロジーネットワーク」などのNGO代表を務める。 この十年「いのちを大切にする仕事」を広めるために、南米を含め十数社の会社設立に関わり、 若い経営者たちとの協働を楽しんでいる。 2004年1月、米軍の先制攻撃を支持した国の人間として責任を感じ「イラク医療支援基金」を立ち上げ、 2004年5月、スロービジネススクールを開校する。