”快楽”はこっちにある。


僕が前から困ったなあと思っていたことに「環境問題について考えることは禁欲的なことだ」という先入観があります。それは清く正しく立派なことだけど、全然楽しくない、我慢しなきゃいけない。こういうイメージがつきまとっていることはとても不幸です。ぜひこのイメージを払拭して、「快楽」という言葉を、環境運動をやっている側が普通に使える言葉として取り戻していきたいと思います。

対談「快楽としてのスロービジネス」より
(辻信一×中村隆市)


辻 信一氏 1952年生まれ 文化人類学者、環境運動家
100万人のキャンドルナイト」呼びかけの代表