「素人の発想を大切にする。」
2005/3/18
人間はややもすると既存のやり方に染まりやすい。特に一度成功を体験すると、同じことを繰り返そうとする。そのため、若手でも入社して数年経つと、過去の経験に縛られるようになる。と同時に、自由に発想する仮説力を失っていく。
かつては、「プロフェッショナル=玄人」 対
「アマチュア=素人」の形で対置され、早く「玄人」になることが求められた。この構図が今は大きく変り、「素人」の発想の大切さを常に語り、自らも実践できるのが「本当のプロフェッショナル」の条件となっていることに気付くべきだろう。
プレジデント2005/4/4
鈴木敏文の新・プロ論
勝見 明氏