トマトを作るのも、「地球白書」を出すのも、経営のポイントは同じだと思います。
要するに、いかに人々の関心をひきつけて、そして一人一人の人々にきちんと成果を出してもらう貢献を促せるかと、いうことです。


2003年8月17日開催「第3回エコネットワーキングの会」
レスタ-・ブラウン氏 枝廣淳子氏対談より 
http://www.es-inc.jp/lib/lester/talk_002.html


簡単に言ってしまえば、トマトを作るの、「地球白書」を出すのも、経営のポイントは同じだと思います。要するに、いかに人々の関心をひきつけて、そして一人一人の人々にきちんと成果を出してもらう貢献を促せるかと、いうことです。今ジュンコの質問の中に「ビジョン」という言葉がありましたが、確かに組織にとって、いかなる組織であっても、明確なビジョンを持つこと、自分たちが何をしたいのか、そしてどこに行きたいのかということを明確にすることが重要だと思います。アースポリシー研究所のことを振り返ってみると、今までの環境面でのいろいろな動きは、世界的にどこを見ても、何か悪いことが起こったから、それに対して反対する、反応するということだったのではないかと思います。そもそも環境活動が起こるきっかけとなったのは、レイチェル・カーソンが『沈黙の春』という本を出したことでした。これもやはり、農薬が使われて鳥が絶滅するとか、いろいろな問題点を訴えて、それに対する反対運動といった形で始まったわけですね。すなわち、政府が悪いことをやった、どこそこの企業が悪いことをやった、これに対してリアクションをとるというのが、今までの環境の動きだったわけです。その中で今までに欠けていたことは何か、と言うと、自分たちはどういう世界を望んでいるのか、という明確な前向きのビジョンを持つことです。
そこで私はアースポリシー研究所を作りました。同時に『エコ・エコノミー』という本を書きました。その目的のひとつは、私たちはどんな世界を欲しているのかを具体的に提示したいということです。「エコ・エコノミー」といいうのは、現在私たちが住んでいるこの世界よりもずっと魅力的で素敵な世界なんだということを打ち出したかったんです。


大事なのは、明確なVISIONをもつこと。

そして、デニスさんからのメッセージ 「言葉より行動が大切」・・・・。

レスター・ブラウン氏は、現在の世界よりも魅力的で素敵な世界を示すために、研究所を作り本を書きました。
トマトを作るのも、「地球白書」を出すのも、○○○○するのも、ポイントは同じだと思います。
頑張りましょう。