「今世紀の人間は自分自身の未来に不安をいだいてます。
人間は自分のつくりだしたものに自分が引き渡されていて、どうしようもないと感じているのでしょう。
事実に強制された思考しかありません。
そして強制されるほど不安になります。どうしようもないという感じがあまりに強いので、私たちはもはや、自分がほんとうに何を願っているのか、を勇気を出して考えようとすらしません。
ですから私は、こういう提案をしたいのです。
・・・100年後の未来 世界がどんなふうになっていて欲しいと願うのか・・・
世界の未来は私たち全員にかかってます。私たち自身が未来をつくるわけですから。もしも私たち全員がいっしょになって、何かひとつを望むなら、それを実現するための方法や手段も見つかります。
私たちとしては、何を願っているか、を知るだけでいい。
このゲームでは、ただ一つだけ口してはならない言葉があります。ゲームの規則です。「それは無理だ」これは禁句です。それ以外のことは、思いつくまま、何を言ってもかまいません。・・・・どういう未来像が望ましいか を発表していくのです。」
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