デンマークが示したモデル
デンマークのエネルギー政策 (「浪費なき成長」から)
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デンマークのエネルギー自給率
1973年 1.5%
1990年 54.2%
2000年 100%
2002年 目標 再生可能エネルギーの構成を 20%にする。
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1980年 国民合意
石油と石油製品の価格を高く維持する
(エネルギー税の性格)
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補助金制度 漸減(ぜんげん)させる方法
最初に手を上げた人に補助金を多く出す。年数が経過するほど減らす。
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土地を出し合うシステムの助成
換地により 風力発電用に広い土地を確保する
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市民資本の形成 市民が共同して資本を分担する仕組
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市民共同発電方式
発電した電力を電力会社が買い上げる場合の優遇措置
これらの手段で エネルギー自給の問題を解決した。
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理念を掲げて制度を築けば 目標が実現できる
エコロジー(生態系)にとって合英的なものは、経済にとっても合理的なことが証明された。 P205